【初心者向け】貯金ではお金の価値が減る!インフレ時代の資産防衛術【iDeCo・新NISA】

目次
はじめに ― なぜ“貯金=安全”ではないのか?
「毎月コツコツ貯金しているのに、なぜかお金が減っている気がする…」
それ、インフレによる“お金の価値の減少”かもしれません。
実は、インフレが続くと、銀行に預けているだけで実質的にお金の価値は目減りします。
- 銀行の普通預金金利:0.001%
→ 100万円を1年預けても利息はたった10円 - 一方、物価上昇率が2%であれば、実質では −1.999% の価値減少
→ 数字は減らなくても“使える力”が確実に下がる
この現実が、僕が「貯金だけに頼る危険性」を強く実感するきっかけになりました。
関連記事:【初心者向け】フリーランス・個人事業主の新NISA入門
第1章|実感としての“物価高”とインフレ
ここ数年、スーパー・電気代・ガソリン価格…
「いつもより高い」と感じることが増えていませんか?
これがインフレです。
100円だったものが120円になれば、同じ100円で買える量が減る。
これが「価値減少」の実感です。
第2章|なぜインデックス投資はインフレ耐性があるのか?
2-1. 株式市場はインフレ率以上の成長を目指す
世界や企業の成長はインフレを超えて推移する歴史が多くあります。
特に**全世界株式(オルカンなど)**は、地域分散もあり、長期では比較的安定したリターンを期待できます。
2-2. 制度を組み合わせて使う “非課税 & 控除” の力
- iDeCo:掛金が所得控除 → 所得税・住民税を軽減
- 新NISA:運用益・分配益が非課税
この2制度を併用することで、税引後リターンを最大化しつつ、インフレにも備える設計が可能です。
第3章|少額スタートで“お金に働いてもらう”習慣
「投資は怖い」「元本割れが怖い」などの不安を持つ人も多いですが、実際には:
- iDeCo:月5,000円から
- 新NISA:月1万円から
というように、小さな金額から始められるのが制度の強み。
まずは“年1回だけでも買付”などルール化して、余裕が出たら自動化へ移すのが賢いやり方です。
第4章|リスク管理と安心設計のルール
4-1. キャッシュ比率を残す
全額を投資に回すのではなく、現金(生活防衛資金)と投資比率を分けて設計しておくこと。
4-2. リバランスと積立調整
市場変動によりポートフォリオが偏ったら定期的に調整。
また、収入に余裕がある月だけ上乗せ積立する “可変戦略” も有効です。
第5章|実践ステップ & 投資の優先順位
- 生活防衛資金(6か月分+納税用資金)を確保
- 少額で iDeCo + 新NISA を立ち上げ
- 主要インデックス商品を選択、毎月積立
- 数年おきにリバランス・見直し
👉 関連記事:個人事業主・フリーランス12年の投資先の優先順位|iDeCo・新NISA・小規模企業共済・保険・仮想通貨
よくある質問(FAQ)
Q. 貯金と投資のバランスは?
→ 貯金:生活防衛、投資:価値保持+成長。どちらも必要。
Q. 元本割れのリスクは?
→ 短期では変動あり。だが長期ではリスクは抑えられ、インフレを超えやすい。
Q. どのインデックスを選べば?
→ 全世界株1本でも十分。慣れたら複数分散も検討。
まとめ ― 貯金だけでは守れない時代へ
- 貯金だけでは価値維持できない
- 投資+制度設計で“守る+育てる”を両立
- 小さく始め、徐々に拡張していこう
あなたの未来のお金は、いまの“小さな一歩”が守ります。
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執筆者
レオン兄さん
個人事業主・フリーランス歴12年。現在の総資産は2,000万円、新NISA・iDeCo・小規模企業共済などを活用しながら、実体験ベースで資産形成を継続中。ホームページ制作やマーケティング支援をメインに活動中。ココナラ累計売上は1,400万円を突破。
私と同じ、個人事業主・フリーランスの方に向けて、お金を稼ぐ・守る・増やす、そして、生き残るために、私が学び体験したお金の知識や情報を発信しています。



