暴落で資産が減ったときの正しい考え方|個人事業主・フリーランスの新NISA・iDeCo

資産暴落

「投資を始めた後、暴落で大きく減ってしまうのではないか?」
そんな不安から、新NISAやiDeCoをなかなか始められない方も多いのではないでしょうか。

僕自身も2025年に新NISAとiDeCoをスタートする前は、まったく同じ気持ちでした。
「もし100万円が70万円に減ったら…?」「投資したお金が全部なくなるのでは?」と考えると、一歩が踏み出せなかったのです。

でも、実際に始めて分かったのは――
暴落は「想定外の事故」ではなく、投資における“通常運転”の一部だということ。

この記事では、フリーランス・個人事業主が安心して投資を続けるための「暴落時の正しい考え方」と「マインドセット」を分かりやすく解説します。

なぜ暴落は「異常」ではなく「通常」なのか?

株式市場は必ず上下を繰り返します。

  • 数年に一度は 20〜30%の下落
  • 10〜15年に一度は 40〜50%の大暴落

これは投資の歴史を振り返れば、むしろ当たり前のこと。
「100万円が70万円になる」のは珍しい恐怖の出来事ではなく、正常な範囲の出来事なんです。

👉 暴落は“事故”ではなく、ルールの一部。
そう捉えるだけで、不安が少し軽くなります。

人間は「損失回避バイアス」に弱い

心理学的に、人間は 利益の喜びよりも損失の痛みを2倍強く感じる と言われています。

そのため、70万円に減ったとき「全財産を失った」と錯覚してしまうのです。
でも実際には―― 売らなければ損失は確定しない

👉 含み損=一時的な評価額の変動 にすぎない、と頭で理解しておきましょう。

長期視点に立つ(木ではなく森を見る)

短期の値動きだけを見ると不安になります。

  • 短期:100万円 → 70万円
  • 長期:20年後 → 100万円が200万・300万円になる可能性大

暴落時のチャートは「部分拡大図」にすぎません。
👉 「自分は20年のゲームをしている。今はまだ数ページ目だ」と考えることが大切です。

暴落は「バーゲンセール」

株価が30%下がったということは、同じ資産を30%安く買えるということ。
下がったときに積み立て続けた分は、将来の利益をより大きくします。

👉 プロの投資家は暴落を「恐怖」ではなく「仕込みのチャンス」と捉えます。

「資産全体」で考える

例えばあなたのポートフォリオが以下だったとします:

  • 株式:70%
  • 債券:25%
  • REIT(不動産):5%

株式部分が下がっても、債券やREITは大きくは動かないため、資産全体では緩やかな変動になります。

👉 株と債券を組み合わせた時点で、すでに下落に耐えられる仕組みが作られているのです。

マインドの黄金ルール

暴落に出会ったときは、この4つを思い出してください。

  • 売らない(狼狽売りこそ最大の失敗)
  • 積立を止めない(下がったときこそ未来のリターンが大きくなる)
  • 現金比率を確保する(生活防衛資金で心に余裕を持つ)
  • 自分の計画を信じる(暴落は想定の範囲内)

👉 これさえ守れば、どんな相場でも慌てずに済みます。

僕の実践メモ

僕は2025年に新NISAとiDeCoを同時にスタートしました。

もちろん、始める前は「暴落が怖い」と思っていました。
でも今は、「下落は予定通り」「むしろ将来の仕込みチャンス」と考えられるようになっています。

だからこそ、これから始める方に伝えたいです。

  • 「まずは1,000円からでも始められる」
  • 「続ける仕組みを作ることが一番大事」
  • 「暴落は敵ではなく味方」

一緒に“続ける力”を武器にしていきましょう。

まとめ(30秒で振り返り)

  • 暴落は「事故」ではなく「投資の通常運転」
  • 損失は「含み損」であり、売らなければ確定しない
  • 長期で見れば、下落は小さな一部分にすぎない
  • 下がったときこそ「バーゲンセール」で仕込みのチャンス
  • 「売らない・止めない・現金確保・計画を信じる」が黄金ルール

👉 フリーランス・個人事業主にとって、最大の武器は 「続けられる仕組み」
未来のお金は、今日の一歩と“続ける力”がつくります。

執筆者

レオン兄さん

レオン兄さん

個人事業主・フリーランス歴12年。現在の総資産は2,000万円、新NISA・iDeCo・小規模企業共済などを活用しながら、実体験ベースで資産形成を継続中。ホームページ制作やマーケティング支援をメインに活動中。ココナラ累計売上は1,400万円を突破。

私と同じ、個人事業主・フリーランスの方に向けて、お金を稼ぐ・守る・増やす、そして、生き残るために、私が学び体験したお金の知識や情報を発信しています。